U-22日本代表は10月１日、中国の杭州で開催されているアジア競技大会の準々決勝で北朝鮮と対戦。２－１で勝利を収めた。

　立ち上がりは相手の縦に速い攻撃に苦戦。ボックス内まで攻め込まれ、何度かピンチを迎えたが、粘り強く守る。

　徐々にボールを握る時間を作ると、テンポ良く繋いで隙をうかがう。しかし、相手の守備ブロックを崩し切れず、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。24分、佐藤恵允がペナルティエリア手前左から放った強烈なシュートは、GKに防がれた。

　逆に速攻からミドルシュートを打たれた場面では、GK藤田和輝が右手一本でスーパーセーブ。試合はスコアレスで折り返した。
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　後半はペースを掴むと、51分に内野航太郎の今大会３ゴール目でついに先制。馬場晴也のサイドチェンジに反応した佐藤が、ペナルティエリア左から折り返すと、走り込んだ内野が左足でゴールに流し込んだ。

　しかし74分、キム・ククボムに強烈なミドルシュートを決められ、追いつかれる。それでも、その４分後、佐藤のスルーパスに抜け出した西川潤が、ペナルティエリア内でGKに倒されPKを獲得。これをキッカーの松村優太が冷静に決めた。

　日本はこのリードを最後まで守り抜き、ベスト４進出を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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