鹿島アントラーズは９月30日、J１第29節でアビスパ福岡と敵地で対戦。０－０で引き分けた。

　28節終了時で、鹿島は勝点46の５位。勝点55で首位に立つ神戸とは９ポイント差。逆転優勝のためには福岡戦で勝利を掴みたかった。ドローという結果に岩政大樹監督は試合後、「優勝のためには勝点３が欲しかったので...勝ちたかったですね」と静かに語る。

　望んだ結果は得られなかった。「まだまだ力不足だと思います。自分たちが取り組んでいることを出せた時間帯もありましたし、出せなかった時間帯もあります」と振り返る。

　29節で、神戸は勝点１差で２位につけていた横浜F・マリノスとの天王山で２－０の勝利。鹿島とは11ポイント差がついた。
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　残り５試合。代表ウィークを挟み、鹿島は次節、10月21日に神戸と相まみえる。

「優勝まで、勝点３を取るしかないので、そのための準備をしたい。いずれにしても、今日（福岡戦）の試合内容からさらにアップデートしていかないと、神戸に勝てないと思います」

　表情を引き締める指揮官は、「しっかりパワーアップして、神戸戦を迎えたい」と意気込みを口にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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