ブッフォンに続き、小野伸二もプロ生活に別れ…98年W杯を知る現役選手は伊東輝悦ただ1人に!

2023年09月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

今年でプロ31シーズン目の伊東輝悦

1998年ワールドカップ出場時の小野伸二。(C)サッカーダイジェスト

 9月27日、元日本代表の小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)が今シーズンかぎりでの引退を発表した。日本史上最年少の18歳272日で出場した1998年のフランス・ワールドカップから四半世紀、偉大なキャリアを築いた名手がプロ生活に終止符を打つ。

 英紙『デイリー・スター』によれば、今年7月下旬の時点で小野は「3人のうちの1人」だった。その「3人」とは98年ワールドカップ出場歴を持ちながら、いまなおプロとして活躍しているフットボーラーで、1人は小野よりひと足早くプロキャリアの幕を閉じている。今年8月にパルマで引退した元イタリア代表のジャンルイジ・ブッフォン(現イタリア代表チームコーディネーター)だ。

【画像】現役引退を発表した小野の投稿
 では、小野ともう1人、98年ワールドカップを知る現役選手はだれか。答えはJ3のアスルクラロ沼津に所属するMF伊東輝悦だ。97年、日本代表に初選出された伊東は翌年のワールドカップに背番号7でエントリー。ピッチに立つチャンスにこそ恵まれなかったが、23歳で大舞台を踏んだ。

 今年でプロ31シーズン目、8月末に49歳となった「鉄人ボランチ」はどこまで走りつづけるのか。98年ワールドカップを知る最後の現役選手として、世界からの注目度も高まるかもしれない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】現役引退を発表した小野伸二!波瀾万丈のキャリアを厳選フォトで振り返る 1997~2023

「正直めちゃくちゃ寂しくて、悲しい」44歳の小野伸二、現役引退発表に感謝・労い・悲嘆の声続々!「まだ辞めないで~」「素晴らしい魔法をありがとう」

「凄いとしか言いようがない」名手・小野伸二が絶賛した日本代表戦士は?「あっと驚くようなプレーをする」
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事