【New Year Cup】磐田 1-0 清水|“東京”世代の大型ルーキー小川が決勝点!! 磐田が静岡ダービー制す!

2016年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

残り10分で登場した18歳の新星が89分にゴール!

磐田がU-19日本代表エースの小川のゴールで2連勝を飾った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

「Jリーグ・スカパー! New Year Cup」の鹿児島ラウンドは2月6日、14時から磐田対清水の静岡ダービーが鴨池陸上競技場で行なわれた。
 
 ともに初戦を勝利で飾って臨んだ2戦目。互いにキャンプでの取り組みを随所に発揮した一戦となった。
 
 磐田は、コンパクトな陣形から狙いどころを定めたプレスでボールを奪うと、緩急をつけた攻撃でゲームをコントロール。左SBの新加入、中村のクロスなどからチャンスを作った。
 一方の清水も前線の大前、鄭、村田の3トップがキレのある動きでゴールを窺う。とりわけ、鄭、大前のコンビネーションが再三見られ、決定機につながる場面も作り出した。
 
 しかし、前半はともに決め手を欠き無得点で終了。
 
 後半、最初にチャンスを掴んだのは清水で、55分、白崎からのスルーパスに鄭が抜け出し、シュートを放つが、枠を捉えきれなかった。清水は、ボールを奪取とともにアタッカー陣の裏への抜け出しと素早いフィードで攻撃を活性化する。61分には川口、石毛を投入。
 
 磐田は後半に入り、清水の勢いに押されてやや膠着した展開となるものの、70分に川辺、山本を投入して攻撃に変化をつけていく。さらに80分には期待の大型ルーキー、小川が起用された。
 
 小川はファーストプレーで敵陣ペナルティエリア内に抜け出ると、ヤコビッチと交錯。小川は倒されるが、ここは微妙な判定で逆にファウルを取られてしまった。
 
 しかし終了間際の89分、左サイドを中村、荒木の連係で崩しきると、最後はニアサイドに入り込んだ小川が合わせ、ゴールネットを揺らす。18歳の新星が土壇場で輝きを放ち、磐田が先制する。
 
 そして、試合はこのまま1-0で終了。磐田が小川の決勝点で2連勝を飾った。
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