【J2】リオ五輪世代の23歳以下限定 2016年ブレイク候補10選

2016年02月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドイツ帰りのMFは、タレント軍団でも貴重な駒に。

丸岡(13番)は「リオ五輪代表のメンバーに選ばれたい」と日の丸への想いを隠していない。写真:徳原隆元

 2月28日のJ2開幕まで、およそ3週間。各クラブが着々とチーム作りを進めるなか、イキの良い若手が存在感をアピールしている。2016年シーズンを賑わせそうな有望株は? 昨季のパフォーマンスや個々のポテンシャルを踏まえ、ブレイク候補10人を選出する。

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●丸岡 満(C大阪/MF)
生年月日:96年1月6日
昨季成績:0試合・0得点(ドルトムント)
 18歳にしてドルトムントでデビューし、昨年の川崎との親善試合では得点も記録。ドイツ帰りの異色のアタッカーは攻撃のアイデアが豊富で、タレント揃いのC大阪でも貴重な駒だ。J1復帰を目指すクラブの大きな力になるはずだ。
 
●豊川雄太(岡山/FW)
生年月日:94年9月9日
昨季成績:6試合・0得点(鹿島)
 昨季の鹿島では控えに甘んじたものの、チャンスを与えられれば果敢にゴールを狙い、試合の流れを変えた。シュート精度の高さと攻守にアグレッシブなスタイルが持ち味で、3-4-2-1を採用する岡山では、シャドーのほか、ウイングバックでの起用もあるか。

●石毛秀樹(清水/MF)
生年月日:94年9月21日
昨季成績:11試合・3得点
 緩急自在のドリブルと急所を突くパスで攻撃を牽引するアタッカー。ただ、才能がありながらここ数年は伸び悩んでいる。きっかけさえ掴めば飛躍する可能性はあるだけにポテンシャルを引き出す手腕に定評のある小林監督の下で、覚醒したい。
 
●熊谷アンドリュー(金沢/MF)
生年月日:93年6月6日
昨季成績:3試合・0得点(横浜)
 横浜では燻り続けたが、誰もが認める実力の持ち主。パス能力だけでなく、サイズを活かしたダイナミックなプレーも魅力だ。遅攻と速攻を織り交ぜる戦術のなか、自慢のゲームコントロール力が活きるはず。
 
●安在和樹(東京V/DF)
生年月日:94年8月7日
昨季成績:33試合・3得点
 タイミングの良いオーバーラップと多彩な球種のクロスで決定機を演出するSB。課題の守備面より自身の武器をさらに突き詰め、"超攻撃的SB"として名を挙げたい。

次ページ千葉のオナイウは、空中戦を武器にレギュラー獲りに挑む。

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