浦和レッズは現地９月20日、中国の武漢体育中心体育場にて、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）のグループステージ初戦で武漢三鎮と対戦。２－２で引き分けた。
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　開始３分に安居海渡が際どいシュートを放つなど、立ち上がりから浦和が積極的に相手ゴールに迫っていく。６分には岩波拓也がFKで直接狙うが、これはバーの上に外れる。

　主導権を握りかけたが、10分に失点。中央から崩され、ジャン・シャオビンの鋭い一撃でゴールを割られる。

　ビハインドを背負った浦和は、ポゼッションで優位に立ち、押し気味に試合を進めるが、チャンスを活かせない。25分、ブライアン・リンセンの決定機は敵GKに阻まれ、２分後の安居の左足シュートはポストに嫌われる。

　自分たちのリズムでボールを動かして、攻撃の糸口を探る。奪われても、素早く攻守を切り替えて即時奪回するなど敵陣でのプレータイムを増やしていくが、ゴールが遠い。試合を０－１で折り返した。
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　後半も浦和がペースを握る展開で、55分、試合を振り出しに戻す。右サイドから安居がクロスを入れ、リンセンがヘディングシュートを叩き込む。

　だが59分、自陣ボックス内で明本考浩が相手に激しくチャージ。一度は流されたが、VARが介入し、オンフィールドレビューの末、PKの判定に。これをダヴィドソンに決められて再び、リードを許す。

　その後も浦和は懸命に反撃。そして90＋４分、ホセ・カンテがエリア外から豪快ショットでネットを揺らす。連覇を狙うディフェンディングチャンピオンの浦和が粘りを見せ、敵地で勝点１を掴んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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