「どうだ?」「なんでお前出てないんだ?」元神戸コンビ飯倉大樹&ムゴシャがACLで再会!気になる会話の中身

2023年09月20日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「英語で話していたんですか?」の問いに、飯倉の答えは――

昨季は神戸で共闘したムゴシャ(左)と飯倉(右)。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

[アジア・チャンピオンズリーグ グループステージ第1節]横浜 2-4 仁川/9月19日/横浜国際総合競技場

 ウォーミングアップ、そして試合が終わった際に、かなり親しげに話をしていた2人の姿があった。横浜F・マリノスの飯倉大樹と、仁川ユナイテッドのステファン・ムゴシャだ。

 彼らは昨季、ヴィッセル神戸で共闘。今回、久々に再会を果たしたのだ。

 親密ぶりがSNS上で話題となるなか、飯倉に「どんな話をしていたのですか」と尋ねると、次のように明かしてくれた。

「『お互い、マイホームに戻ってこれて良かったね』みたいな。そんな程度だけど、試合前にも軽く連絡を取って、お互い『会えるの楽しみにしてるよ』って話はしてたので。別に基本、俺は試合に出てようが出てなかろうが、選手とコミュニケーションを取るし、そこに関しては、誰であろうと、外国人であろうと、分け隔てなく接してきているつもりなので。

 そういう意味で、ムギもすごくリスペクトしてくれて。神戸では短い期間だったけど良い関係を築けてたから、こういう風に会っても嬉しく、『どうだ?』みたいな。『なんでお前出てないんだ?』とか、そういう話をしてくれて、久しぶりに顔を見られて良かったです」

 モンテネグロ代表のムゴシャは、本来の力を発揮できないまま今夏に神戸を退団したが、古巣で戦う現在はコンスタントに試合に出場。この日も決定的なスルーパスを出すなどしていたなか、プレー面の話題を振ると、37歳のベテランGKはより大きな笑みを浮かべた。
【動画】決定的なスルーパスを供給!躍動する仁川ムゴシャ
「やっぱり俺、イメージ通りで。神戸に来た時もワンタッチが上手くて、ポストプレーをしてチームのリズムを作るのは、本当に得意な選手だなと思ってたから、神戸でもある程度一緒にできるかなって。プレースタイルとか、上手さは知ってたから、改めて今日、韓国のチームで、技術や能力を見れたし、ラストパスで11番(ジェルソ・フェルナンデス)にスルーパスを出すところとかも、やっぱりテクニックもあるな、上手いなって。
 
 それを神戸で一緒にやってる時に引き出せたら、もっと良かったなと思うのも…まあ。でも上手いことの再認識ができたので。『あ、この選手上手いな』と思ってたから、それがやっぱこう、感覚値が近かったのが嬉しかったです」

 ちなみに、何語で会話をしていたのだろうか。「英語で話していたんですか?」との問いに対し、飯倉の答えは「ま、軽いね。別にそんな俺は喋れないけど。そんな感じ」だった。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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