「クボのゴール取り消しに疑問」久保建英、“幻のゴラッソ”がスペインでも紛糾!「ボールはオジャルサバルの背中に触れていたのか?」

2023年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴールの妥当性について疑問の声が上がっている」

幻のゴラッソが物議を醸している久保。(C)Getty Images

 現地でも紛糾しているようだ。

 9月17日に行なわれたラ・リーガの第5節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダが首位レアル・マドリーと敵地サンティアゴ・ベルナベウで対戦。先制したものの、1-2と逆転され、今シーズン初黒星を喫した。

 物議を醸しているのが、1-0で迎えた11分のシーンだ。右サイドからカットインした久保が、トニ・クロースをかわしてミドルシュートを叩き込んだものの、シュートコースにいたミケル・オジャルサバルがオフサイドを取られ、取り消されてしまった。

 スペインメディア『El Desmarqu』のギプスコア版は、「ボールはオジャルサバルの背中に触れていたのか? ベルナベウでのクボのゴール取り消しに疑問」と題した記事を掲載。次のように綴った。

「日本人のゴールはオフサイドで認められなかった。不法なポジションにいたのはオジャルサバルだった。しかし、ボールがアタッカーの背中に当たったかどうかは完全には明らかではないため、ソシエダファンの間ではこの動作の解釈について一定の疑問がある」

【動画】オフサイド判定は妥当? 幻となった久保のスーパーミドル弾
 同メディアは、「(結果的に)スコアボードを均衡させるゴールについてSNS上で議論が巻き起こった。リプレイでは、ボールがオジャルサバルの背中を軽くかすめているのが確認できるが、軌道をほとんど変えていないため、評価するのは難しい」と指摘。こう続けている。

「しかし、たとえボールがオジャルサバルに触れていなかったとしても、ボールは(GKの)ケパ(・アリサバラガ)の進路上にあったため、アクションは無効になるだろう。それでも、一部のソシエダサイドからはゴールの妥当性について疑問の声が上がっている」

 一方で、GKの妨げにはなっていないのではないかという声もある。いずれにしても、ソシエダにとっては、2―0とするスーパーゴールが認められなかったのは痛恨だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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