「一番、日本代表の中では機能する場所」闘莉王が“トップ下”久保建英に太鼓判!「もしかして先発でも」

2023年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「7.5」でMVPに選出

トルコ戦ではトップ下で先発した久保。クレバーかつテクニカルなプレーで存在感を放った。(C)SOCCER DIGEST

 田中マルクス闘莉王氏は、久保建英のトップ下起用に大賛成だ。

 元日本代表DFが自身の公式YouTubeチャンネル『闘莉王TV』で、国際親善試合のトルコ戦で4-2の勝利を収めた森保ジャパンを採点。平均点を「6」に設定し、4-2-3-1のトップ下で先発した久保をMVPに選出。「7.5」を付けた。
【動画】闘莉王氏がトルコに勝利した森保Jをガチ格付け!
「あそこで使えば、たぶん一番、日本代表の中では機能する場所だなと思います。ペースの握り方、テンポを早くさせるか遅くさせるか。こういうペースを考えているんだなと、こういうやり方があるんだなと」

 久保本人は、「僕のファーストチョイス。一番自分の力を発揮できる」と右サイドでのプレーを希望しているようだが、闘莉王氏はトップ下で鎌田大地とのポジション争いをイメージ。「やっぱり真ん中で使えると、もしかして先発でも」と期待を寄せる。
 
「守備の仕方を考えると、(1トップの)古橋の横でプレーしていましたよね。(流れが悪ければ)ちょっと後ろに下がりながらボールに触る。ボランチの脇ぐらいのところや、真ん中でもボールに触っていました。時には、好きかもしれないけどね、右サイドに流れながらボールに触って、中に切り込みながらスルーパスを出したりとか」

 シチュエーションに応じて、的確にプレーを選択して実践。「攻撃が必要な時には、中盤の一番、トップに近い位置で使えるかもしれない」と闘莉王氏は考える。

 レアル・ソシエダでは右サイドで躍動する22歳レフティは、代表ではどのポジションで定位置を掴むか。カナダ&チュニジアとの2連戦が組まれた10月シリーズにも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「間違いなく緩みが出た」欧州の難敵トルコに4-2でも、皆無だった"快勝感"。それこそが日本代表が成長した証し

「まだ天井知らず」クラブでも代表でも絶好調の久保建英に海外メディアが驚嘆!「どこまでいけるか想像するとエキサイティング」

かつて香川真司も陥ったジレンマ。トップ下で機能した久保建英だが、右サイドならもっと輝ける? 分厚い選手層も難題に

次ページ【動画】闘莉王氏が森保Jをガチ格付け!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事