「なんとか逃げ切った…」6戦目で“クリンスマン号”がようやく初白星も韓国メディアの反応は冷ややか!「サウジが弱すぎた」「日本との立場の違いが…」

2023年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝利ではカバーしきれない悔いの残る試合だった」

チョ・ギュソン(左)の先制点を喜ぶイ・ジェソン(右)。韓国はこの虎の子の1点を守り切った。(C)Getty Images

 負け方によっては解任の危機さえ囁かれていたが、かろうじて踏ん張った格好だ。

 現地9月12日、英ニューカッスルで開催された親善試合で韓国代表はアジアのライバルであるサウジアラビアと対戦し、1-0の勝利を挙げた。32分にチョ・ギュソンが頭で決めた先制点を守り切り、今年3月に就任したユルゲン・クリンスマン監督にとっては6戦目にして初の白星。それまでドイツ人指揮官は3分け2敗で批判の矢面に立たされ、その自由奔放すぎる言動が物議を醸してはバッシングの呼び水となっていたが、ようやくひと息ついた。

 ただ、「無色無臭」と揶揄されてきたチームパフォーマンスが劇的に向上したわけでもなく、韓国メディアの反応は冷ややかだ。

 ニュースメディア『OSEN』は「シュート数が19本対7本で圧倒したようにも見えるが、守備は終始不安定で、なんとか逃げ切ったゲームだった」と手厳しい。「サウジは大して脅威でもなかったが、終盤は主導権を引き渡してしまい、1点を守るのが精いっぱい。守備強化の選手交代も効果が乏しく、キム・ミンジェの奮闘で耐え凌いだ」と評した。
 
 さらに同メディアは「1点差での勝利に満足せざるをえない。ヨーロッパでの初勝利であり、クリンスマン監督の初勝利でもある。しかし、相手が弱すぎた事実と、試合内容が良くなかった点を忘れてはならない。勝利ではカバーしきれない悔いの残る試合だった」とレポートしている。

 専門誌『FourFourTwo』は同日にトルコと対戦した日本代表を引き合いに出し、「日本はドイツ戦からスタメンを10人も変えたという。翻って、韓国はウェールズ戦からファン・ヒチャンひとりを変更しただけだ。テストマッチとはいえ、そこに両国の置かれた立場の違いが如実に表れている」と伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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