U-22日本代表、バーレーンとドローもグループ首位突破!来年4月のU-23アジアカップ本大会への出場決める!

2023年09月13日 サッカーダイジェスト編集部

両サイドから攻めるも、中央を固める相手の守備を崩せず

バーレーンと引き分けた日本だが、グループ首位で来年4月に行なわれるU-23アジア杯本大会への出場を決めた。写真:松尾祐希

[U-23アジア杯予選]日本 0-0 バーレーン/9月12日/アル・ムハラクスタジアム

 U-22日本代表は現地時間9月12日、バーレーンのアル・ムハラクスタジアムで行なわれたU-23アジアカップ予選(パリ五輪の一次予選を兼ねる)の第3戦で、U-22バーレーン代表と対戦し、0-0で引き分けた。

 4-3-3のシステムでスタートした日本は、GKに3試合続けて鈴木彩艶(シント=トロイデン)を起用。最終ラインは右から内野貴史(デュッセルドルフ)、西尾隆矢(C大阪)、木村誠二(FC東京)、大畑歩夢(浦和)が並び、中盤はアンカーに藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、インサイドハーフの左に三戸舜介(新潟)、右に松木玖生(FC東京)が入った。前線は左に斉藤光毅(スパルタ)、右に山田楓喜(京都)、センターフォワードには細谷真大(柏)が起用された。

 日本は斉藤、山田の両ウイングにボールを集めて攻撃を組み立てるなど、優勢に試合を進める。28分には、敵陣でクリアボールを拾った松木がミドルシュートを放ち、相手ゴールを脅かす。

 その5分後には、右サイドから内野が上げたアーリークロスを木村が頭で合わせ、相手GKがはじいたボールを三戸が詰めるが、ネットを揺らすことはできない。
 
 さら畳み掛ける日本は39分、左サイドで仕掛けて抜け出した斉藤がクロスを上げるが、中とのタイミングが合わず。その後も両サイドから相手の守備ブロックを崩しにかかるも、クロスの精度を欠き、得点を奪えず。0-0で前半を終えた。
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 日本は後半から斉藤に代えて鈴木唯人(ブレンビー)を左ウイングに投入。前半同様にサイドから攻撃を仕掛けるが、中央を固めるバーレーンの守備を崩せない。

 63分には運動量が落ちてきた山田と松木に代え、小田裕太郎(ハーツ)と山本理仁(シント=トロイデン)を投入し、攻勢をかける。

 72分には、細谷とのワンツーで相手のエリア内に侵入した藤田の横パスを受けた鈴木唯が、ワントラップして右足で狙うが、これはポストに嫌われる。

 84分には三戸に代えて藤尾翔太(町田)、89分には大畑に代えて畑大雅(湘南)をピッチに送り込むも、最後までネットは揺らせず。

 得点は奪えなかったが、藤田や木村、西尾を中心に強度の高い守備で終盤の押し込まれる時間帯もしのぎ、パキスタン戦(6-0)、パレスチナ戦(1-0)に続き、無失点に抑えた。

 2勝1分の日本はグループ首位で予選を突破し、来年4月に行なわれるU-23アジアカップ本大会への出場を決めた。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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