日本代表は９月12日、キリンチャレンジカップでトルコ代表と対戦し、４－２で勝利を飾った。

　この試合に後半頭から投入された伊東純也は、78分にカウンターから長い距離をドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア内で相手に倒されてPKを獲得。これを自ら決めて、２試合連続ゴールを挙げた。

　また、得点以外でも持ち味の鋭い仕掛けからチャンスを創出したほか、同サイドの橋岡大樹にボールを預けるなど、周囲を活かすプレーも光った。
【動画】伊東が長距離ドリブルからPK獲得！

　30歳のアタッカーは、橋岡を使った理由をこう説明した。

「別にあそこを追い越していく必要はないかなと。勝負させるか、別にやり直してもいいなと思っていて、橋岡がもし詰まったら、サポートして逆サイドに展開しようと思っていました」

　ドイツ戦から中２日の連戦。さすがに疲労もあったようで、「結構きつかったですね」としつつ、「もう歳ですし、そこらへんはバランスをとってやっていかないといけないと思っています。若手じゃないので」と、自分から仕掛けるだけでなく、上手く周囲を使う効率的な攻撃を心掛けていると述べた。

　９月シリーズ２連勝。伊東は「両方とも強い相手ですし、勝ったのは自信になります。個々の能力も上がっていると思いますし、チームとしても強くなっているなというのは実感しています」と今回の欧州遠征への手ごたえを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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