元日本代表FWの城彰二氏が、９月10日に自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。国際親善試合でドイツを撃破した森保ジャパンの攻撃について振り返った。

　日本は11分に伊東純也のゴールで先制すると、19分に一時は同点にされたものの、22分の上田綺世の得点で勝ち越す。その後、90分の浅野拓磨、90＋２分の田中碧の追加点で、４－１で圧勝した。

　森保ジャパンが大量点を奪った試合について、城氏はまず、伊東と、彼の先制点をアシストした菅原由勢の、右サイドでのコンビに注目する。

「（左サイドの）三笘（薫）に対して、（ドイツのヨシュア・）キミッヒら、相手が上手く警戒してきているところを、逆サイド、右のコンビで崩している部分は非常に良かった」

　勝ち越し点をゲットした上田綺世に対しては、チャンスメイクのプレーを称えた。
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「ペナルティエリアの幅、ここから逃げないでポスト（プレー）を中心にやっていこうという動きが、起点を作る意味で非常に良かった。上手く身体を張って、ポストをしていた。これができてくると、日本の武器と言われるサイドが活きてくる。進化しているという印象」

　得点やアシストなど目に見える結果を残せなかった鎌田大地だが、オフ・ザ・ボールの動きを評価する。

「ポジショニングを取ることで相手を引きつけて、そのスペースを開けたり、周りの選手がやりやすい形を考えて動いている。なかなか画面上で見れないけど、全体を考えている。さらにボールを触れるようになると、もっと良い展開になる」

　また、74分に投入されて２アシストをマークした久保建英は「コンディションも非常に良いし、彼の持っているものを十分に発揮した。後半から出て２アシストだから、素晴らしい内容」と称賛した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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