「今までになかった部分が出た」城彰二がドイツに大勝の森保Jを激賞!3バック変更は「良いチャレンジだった」

2023年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「鎌田を上げて、しっかりと中を絞る」

城氏は鎌田(写真)が守備時に最前線に入る戦術が効果的だったと語る。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表FWの城彰二氏が9月10日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。ドイツに4-1で完勝した森保ジャパンの守備戦術について語った。

 城氏は試合の前半、日本の陣形が4-2-3-1だったなかで、守備時には4-4-2にしていたと振り返った。

「1トップの上田(綺世)、ここを基準にしながら、(トップ下の)鎌田(大地)を前に出して、守備の時は4-4-2のようなシステムに変えて、頭を作って(ボールの)奪いどころをしっかりと狙う。今までになかった部分が出た」

 森保ジャパンの守備の決まりが「あまりなかった」としつつ、ドイツ戦で披露されたチームのディフェンスを、こう解説した。

「鎌田を上げて、しっかりと中を絞る。少し高い位置を取りながら、ディフェンスラインを上げてコンパクトに保ちながら、縦パスを狙って、サイドに追い込んでいく守備だった」
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 その方法が「しっかりとハマっているし、ドイツのディフェンスラインからのビルドアップを上手く遮断した」と称える。

 また、3バックに変更した後半は「良いチャレンジだった」として、試合を通じて守備が攻撃にも好影響を与えたと評価した。

「守備の決まりごとをしっかり決めた。そこに頼りながら、あとは状況判断をして中盤でもボールを奪う。そこからビルドアップにつなげる部分に関しては、素晴らしい形だった」

 2-1で勝利したカタール・ワールドカップでの対戦に続き、ドイツに連勝。城氏は「自信を持って進めるゲームになったのでは」と総括した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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