ドイツ代表を支える大黒柱が、ショッキングな敗戦を振り返った。

　現地９月９日、日本代表はヴォルフスブルクでドイツ代表と対戦し、４－１の快勝を収めた。11分に菅原→伊東で先制点を挙げ、一度は追いつかれるも、22分に上田が突き放す。後半はドイツの猛攻に晒されたが決定機はほぼ与えず、逆に最終盤に２点を奪取するしたたかさで大勝を飾ったのだ。
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　この試合でドイツ代表の右サイドバックを担ったヨシュア・キミッヒは「日本が当然のように勝利した。彼らにはさらにいくつかのチャンスがあったよね。僕らには何も残らなかったよ。後半はまったく十分じゃなかった」とゲームを振り返り、次のように続けた。
 

「自分たちに自信を持てていないんだ。選手個々のクオリティーは確かだと言われるし、実際そうかもしれない。ただ、ピッチの上でそれを発揮できなければなんの意味もない。クオリティーが高いと思い込んでいるだけだよ。ちゃんと立ち止まって考えるべきだ。ピッチに立てば、すべて自分たちの責任なのだから」

　日本に敗れたドイツ代表は、親善試合で４連敗。自国開催のEURO2024に向けてなかなか調子が上がってこない状況で、週明けの火曜日にはフランス代表との一戦に臨む。フリック政権は風前の灯であり、もはや単なるテストマッチとは見なされないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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