日本代表は現地時間９月９日、敵地フォルクスワーゲン・アレーナでドイツ代表と対戦し、４－１と圧勝した。スペイン紙『AS』でも、この結果を大きく取り上げている。

　日本は11分に伊東純也が先制点を挙げると、一度は19分に同点に追いつかれるものの、その３分後に上田綺世が勝ち越し弾。後半はドイツの攻撃を耐え抜き、終盤に浅野拓磨と田中碧が追加点を決めて、勝利を手にした。
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　この試合について同紙は「日本が（ハンジ・）フリックを崖から突き落とした」といった題で試合を報じている。特に後半の日本について「ホームチームの守備陣が崩れるなかで、何度も決定機を作り上げた」と称賛。一方でドイツには厳しい評価を下した。

「アイデアも、推進力もなく、個性もないドイツは、非常に組織化された日本チームに屈することになった。ロビン・ゴゼンスとニクラス・ジューレによる２つの重大なミスによって、浅野と田中に勝利を決定づけられた」

　また直近５試合は未勝利のドイツで、解任騒動に揺れるフリック監督に関しては「指揮官の職も危ぶまれる結果」とし、現地12日に行なわれるフランスとの親善試合が続投への「最後のチャンスとなるだろう」と推測している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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