スペイン戦の衝撃ゴールを女子W杯得点王の宮澤ひなたが回顧「『ああ、入ったんだ』という感覚が忘れられない」

2023年08月30日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「自分の特長を活かせたゴール」

衝撃のスペイン戦を振り返ってくれた宮澤。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 先の女子ワールドカップで大会得点王(5ゴール)に輝いた宮澤ひなたの独占インタビューを実施。「その5ゴールの中で最も印象的な得点は?」と訊くと、彼女は即座に答えてくれた。

「スペイン戦の2点目ですかね」

 グループステージ3戦目、2−0とリードした40分、カウンターを仕掛ける局面で植木理子のスルーパスにすると、絶妙のファーストトラップからそのまま右足を振り抜いてゴールネットを揺さぶる。確かに、印象深いゴールだ。

「どのゴールもみんなのおかげで取れましたが、あの得点は特に自分の特長を活かせました。ボールを奪ってセンターサークル付近から一気に加速し、そこで上手く時間を作ってくれた植木選手が良いタイミングでパスをくれたので、冷静というよりは無心で足を振りました」
 

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