鎌田大地を獲得したラツィオは、８月27日開催のセリエA第２節で、昇格組のジェノアとホームで対戦。０－１で敗れ、まさかの開幕２連敗となった。

　前節のレッチェ戦（１－２）でセリエAデビューを飾った鎌田は、４－３－３の右インサイドハーフで２試合連続のスタメン出場。頻繁に前線へ顔を出し、ゴール前でシュートチャンスが二度あったが、DFにブロックされた。

　ラツィオの専門メディア『LAZIONEWS24.COM』によれば、クラブのレジェンドであるブルーノ・ジョルダーノ氏は、地元のTV局『Radiosei』で、「カマダの欠点はフィニッシュであり、違いを作り出せていない」と指摘。こう続けている。


【動画】圧巻の左足ボレー！鎌田がデビュー戦で決めた移籍後初ゴール

「彼の攻撃参加を助けるために、彼らは（鎌田を）引っ張り出すようにしなければならない。私の意見では、それは重要だ」

　同氏は「今回の２試合が例外的なケースであると祈りたい。チームとコーチの間の融合や知識の問題ではない。新加入の選手を待つ必要がある」と続けている。

　鎌田ら新戦力がフィットするかが鍵になると考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】鎌田のジェノア戦プレー集

「私は大好き。質と量を保証」ラツィオ加入の鎌田大地、OB２人のリアル評は？「オリンピコの重圧に耐えられるか」

「年下の日本人で初めて、コイツは凄いと思った」鎌田大地、"自分が監督なら絶対に欲しい" ２選手とは？「足が速いし、上手いし、頭もいい」