鎌田大地が加入したラツィオは、８月27日に開催されたセリエAの第２節で、ジェノアとホームで対戦。０－１で敗れ、格下相手に開幕２連敗となった。

　前節のレッチェ戦（１－２）でデビューを飾った鎌田は、右インサイドハーフで２試合連続のスタメン出場。よく動き回っていたが、インパクトを残せず。複数のイタリアメディアが最低評価を下すなど、厳しい見方が少なくない。

　そんななか、マウリツィオ・サッリ監督は『Sky Sport』で「一部の選手はコンディションがまだ整っておらず、それが心配だ」との見解を示している。

「みんな８月に加わった。フリーで２か月（チームと）練習していなかった選手もいた。例えばカマダは、７月25日のような状態だ。素晴らしいコンディションでいられないのは当然だよ」

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『Lalaziosiamonoi』によれば、指揮官は会見でも「非常に重要なタッチや飛び出しのタイミングがある。だが、いま評価することはできない」と話した。

「カマダは11日しか練習していないんだ。彼を評価するなんてできないよ。私は興味深く待つ。最高の選手だと思うからね」

　サッリシステムへの早期適応は難度が高いだけに、引き続き鎌田を信頼しているようだ。とはいえ、悪い結果が続けば重圧は増すかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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