【G大阪】沖縄キャンプで“相部屋”藤本淳吾&宇佐美貴史の連係は? 1月24日に今季初の実戦へ!

2016年01月23日 高村美砂

37名の大所帯となった天皇杯覇者だが…。

元日に天皇杯で優勝を飾ってから2週間余りで新シーズンへのスタートを切ったG大阪。2016年は37名の大所帯となったが、まずはリハビリ組の復帰が待たれる。(C) SOCCER DIGEST

 1月17日に結団式、必勝祈願、新体制会見を終えたG大阪は同18日、1次キャンプの地となる沖縄・中城村へ移動し、本格始動。歓迎セレモニー等を終えるや、午後から約1時間半にわたって汗を流した。
 
 今季よりU-23チームがJ3リーグに参戦することもあって、所属選手は全37名と、大所帯となった。それだけに、どんな練習メニューが組まれるのかが注目されたが、初日の練習では昨年末からリハビリ組で活動する岩下敬輔、米倉恒貴、西野貴治、小川直毅、岡崎建哉に加え、倉田秋が腰痛で、新加入の呉屋大翔が大学の試験のため(*呉屋は21日午後の練習より合流)離脱。
 
 U-22日本代表として五輪予選を戦っている井手口陽介を合わせると、全8選手が抜けていたため、トレーニングをフル消化できるフィールド選手は25名と、昨年とあまり変わらない人数に。そうした事情もあってチーム分けをすることなく全員が一緒にトレーニングを行なった。
 
 今季で就任4年目を迎える長谷川健太監督は、新シーズンを見据えて取り組むキャンプの意義を次のように語っている。
 
「基本的にキャンプでは沖縄も、2次キャンプの宮崎もメンバー分けをせずにトレーニングを行なうつもりでいます。それは選手を平等に見極めたいということと、怪我人が多いこともあり……、(倉田)秋や呉屋はすぐに合流できそうですが、それでもフィールド選手は27名くらいにしかならないこと。またなにより、年間のスケジュールを見ても、若い選手が経験のある選手と一緒にトレーニングをできるのはおそらく、この時期しかないですから。
 
 このキャンプでしっかり戦術を落とし込んでいきたいし、若い選手にもトップのレベルをしっかり感じてもらいたい。今季はスタッフも少し入れ替わったので、スタッフ同士の擦り合わせという意味でもこのキャンプは重要な意味を持つと考えています。ここで我々スタッフもしっかり共通理解を備え、ガンバ大阪として1年を戦い抜けるようにしたいと思います」
 

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