「一本でやられたのが悔しい」後半立ち上がりの失点で敗戦...横浜FC・小川慶治朗が挙げた課題は?「どう人数をかけて攻撃していくか」

2023年08月21日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「ここで下を向いても仕方ない」

小川が敗れたC大阪戦を振り返った。写真:鈴木颯太朗

[J1第24節]横浜FC0-1C大阪/8月20日/ニッパツ三ツ沢球技場

 横浜FCは8月20日J1第24節でセレッソ大阪と対戦し、0-1で敗戦。最後まで1点が遠く、連敗を喫した。

 立ち上がりこそシンプルなクロスなどからチャンスを創出。しかし、徐々に相手にボールを持たれ、押し込まれる展開に。横浜FCは守備時に、5バックと中盤4枚のブロックを敷いて粘り強く守っていたが、後半開始早々に失点。終盤には攻勢に出るも、フィニッシュの精度を欠いて追いつくことはできなかった。

 この試合に先発し、ボールを持てば積極的に縦へ仕掛けるなど、62分に交代するまで、ゴールまでの道筋を探り続けていた小川慶治朗は、「自分たちは第一に失点をしないというのを考えている。前半の最後のところでも身体を張って守れていたと思う」と守備には手応えを示した。
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 押し込まれる展開のなか、組織的な守りで前半は無失点に抑えた。だからこそ、後半立ち上がりの1失点が悔やまれる。

「勝ちたい気持ちはあったんですけど、相手の得意な形でやられた。あの一本でやられたのが悔しい。後半10分も経ってないくらいだと思うので、チームとしてどうやって守るかというのはあるし、パワーを持っていきたかったけど、そこで出鼻をくじかれた感はあります」

 また攻撃面での課題にも言及。「守りに入った時にまた攻めに転じるというのは、前半の中盤までは出なかった。そこをどういうふうにチームとして人数をかけて攻撃していくかというのは、今日の課題」とした。

 修正すべき点が多く見えたゲームとなったが、小川は「結果をなんとしてでも出していかないといけない。残留することが最大の目標なので、ここで下を向いても仕方ないと思う」と前を向いた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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