反転攻勢のチームを、さらに勢いづけた。

　清水エスパルスは８月19日、J２第31節で首位のFC町田ゼルビアとホームで対戦。勝点11差で３位につける清水は、前半を１－２で終える。

　迎えた後半、61分だ。自陣で味方からのパスに反応した乾貴士は、鮮やかなターンで寄せてきた敵をかわすと、そのままドリブルで前進。敵陣中央まで突き進み、右足を思い切り振り抜く。

　放たれたボールは相手に当たってディフレクション。ふわりと浮いて、ゴールに吸い込まれた。
【動画】乾貴士の魅力が凝縮されたスーパーゴール

　Jリーグの公式X（旧ツイッター）が「振り抜いた右足が描く放物線はJ１昇格への架橋だ！」と綴り、得点シーンを公開。「ドリブル、シュート、ともに素晴らしいゴールだった」「ターンが上手すぎ」「J２に居ていいレベルじゃないな」「サポーターも含めたチームに関わる全員の気持ちがボールに宿ったゴールだな」「魂でねじ込んだゴール」「マンガや」「今日の試合を象徴するゴールだったな」といった声が上がった。

　84分にはチアゴ・サンタナが決勝弾。３－２で清水が劇的な逆転勝ちを収めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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