シュツットガルトに所属するMF遠藤航のリバプール移籍が秒読みとなっている。移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者はすでにメディカルチェックを終えたと報じており、あとは正式発表を待つばかりだ。

　ただ、30歳の日本代表戦士はイングランドでの知名度は、例えばリバプールが獲得に失敗したエクアドル代表モイセス・カイセド（ブライトンからチェルシーに移籍）に比べてそれほど高くなく、一部のメディアやファンからは懐疑論も出ている。

　そんななか、獲得に太鼓判をおしたのが、リバプールのレジェンドOBである元ドイツ代表MFのディトマー・ハマン氏だ。自身の公式X（旧ツイッター）に、次のように綴っている。

【動画】「頼もしすぎる」「素晴らしい活躍」など脚光！遠藤航の今季初ゴール　

「エンドウは何人かの人を驚かせると思う。技術的には非常に才能があり、規律正しい。彼はその役割に適していて、ここ数シーズンは苦戦するチームの中でも、それを保ち続けてきたと思う。周りにもっとタレントがいれば、彼はさらに良くなるだろう」

「その役割」というのは、ファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンが退団し、リバプールが後釜を探しているアンカーを指しているのだろう。

　２シーズン連続でブンデスリーガのデュエル王に輝くなど、ドイツで磨いたその実力をイングランドでも発揮できる――。ハマン氏はそう確信しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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