【欧州冬のメルカート】現地1月20日に決定した主な移籍|岡崎の同僚クラマリッチがホッフェンハイムへ。「ベイル2世」と評判の若手逸材はウェストハムが落札!

2016年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラマリッチに期待されるのは救世主たる活躍だ。


■アンドレイ・クラマリッチ
・24歳/FW/クロアチア代表
・レスター→ホッフェンハイム(半年レンタル)
 2015年1月にクラブ史上最高額の630万ポンド(約10億円)でレスターに加入したが、今シーズンは大ブレイクしたジェイミー・ヴァーディーはもちろん、岡崎慎司やレオナルド・ウジョアとの争いにも敗れ、プレミアリーグでの出場はわずか22分間のみ。EURO2016出場を見据えて、レンタルで新天地を求めた。ラインブレイクとパワフルショットが自慢のボンバーは、ここまで17試合で17得点と貧打に泣いて最下位に沈む、ホッフェンハイムの救世主となれるか。
 


■サム・バイラム
・22歳/DF/イングランド国籍
・リーズ(2部)→ウェストハム(完全移籍)
・移籍金:336万ポンド(約5億5700万円)
 ウェストハムがリバプール、エバートン、スウォンジ―などとの争奪戦を制して獲得。スピードを利した鋭いオーバーラップに加え、正確かつパンチのあるキックが魅力のサイドプレーヤーで、利き足こそ逆だが同じくSB出身のギャレス・ベイルにも譬えられる注目株だ。本人は「プレミアリーグでプレーするという夢を叶えられて興奮している。叔父や従兄弟がウェストハムの大ファンでね。余計に嬉しいよ」と語っている。

【2016年欧州冬のメルカート】新天地を求めた主な選手まとめ


■ラースロー・クレインヘイスレル
・21歳/MF/ハンガリー代表
・ヴィデオトン→ブレーメン(完全移籍)
・移籍金:30万ユーロ(約4200万円)
 EURO2016に出場するハンガリー代表でも存在感を高めつつある打開力に優れた攻撃的MF。トライアルを受けたウインターブレイクでのパフォーマンが認められ、ブレーメンと3年半契約を締結した。スポーツディレクターのローヘン・シュコローダーは、「トライアルで私たちに素晴らしい印象を与えてくれた。今後数年間に渡ってチームを支えてくれるだろう」と期待を寄せる。
 


■ホセ・アンヘル・クレスポ
・28歳/DF/スペイン国籍
・アストン・ビラ→ラージョ・バジェカーノ(半年レンタル)
 スペインとイタリアでキャリアを築いてきた左右兼用のテクニカルなSB。2015年夏にプレミアリーグに初参戦するも、アストン・ビラでは前半戦に2試合しか出場機会を与えられず、レンタルで母国に帰還した。20試合でリーグ最多位の45失点とディフェンスが崩壊しているラージョ・バジェカーノは、先頃、柏レイソルを退団したCB鈴木大輔の加入も噂に挙がっている。
 
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