８月15日、アル・ヒラルはパリ・サンジェルマンからネイマールを獲得したと発表した。

　英公共放送『BBC』によれば、２年契約で移籍金は9000万ユーロ（約140億円）。年俸は１億5000ユーロ（232億円）に上り、インセンティブやコマーシャルなどでさらに増える可能性もあるという。

　31歳でサウジアラビア行きを決断したブラジル代表のエースは、「ヨーロッパで多くのことを達成し、特別な時間を楽しんできたけど、常に世界的な選手になり、新しい場所で、新しい挑戦とチャンスで自分を試したいと思っていた」と決断の理由を語った。
【動画】結構似合ってる？アル・ヒラルのユニホームを着用したネイマール

　一方、ナセル・アル・ケライフィ会長は、レジェンドとしてクラブを去るネイマールに感謝。「世界最高の１人であるネイマールのような素晴らしい選手に、別れを告げるのはいつも難しい」と切り出し、溢れる想いをこう伝えた。

「彼がパリ・サンジェルマンにやってきた日のこと、そしてこの６年間、私たちのクラブとプロジェクトに貢献してくれた事実を、私は決して忘れない。我々は素晴らしい瞬間を過ごした。ネイマールは常に私たちの歴史の大きな部分を占めるだろう。ネイマールと彼の家族に感謝したい。ネイマールの未来と次なる冒険の成功を祈っている」

　近年は怪我に苦しみ、去就の問題が常に付きまとうなか、最終的には構想外と報じられたネイマールだが、在籍６年間で173試合に出場し、118ゴールをマーク。パリSGで一時代を築いた紛れもないレジェンドだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「代理人が僕に話をしたのは事実」なぜ久保建英はサウジの248億円オファーやイタリア王者の誘いを拒否したのか？「明確だった」
　
「きちんと真実をお伝えしたく...」S・ランス中村敬斗、２ショットが話題となった"謎の美女"の正体を明かす「彼女によって加工された写真」

「年下の日本人で初めて、コイツは凄いと思った」鎌田大地、"自分が監督なら絶対に欲しい" ２選手とは？「足が速いし、上手いし、頭もいい」