「最高レベルの無能」「理解できない」元英代表がウルブス戦のノーPKを痛烈批判!審判側は謝罪、誤審を認める

2023年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あれほど明白なペナルティはない」

終了間際の問題の場面。VAR検証を経てもノーファウルは変わらなかった。(C)Getty Images

 現地時間8月14日に開催されたプレミアリーグ第1節で、開幕直前にガリー・オニール監督が就任したウォルバーハンプトンは、マンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦。76分にラファエル・ヴァランヌに奪われたゴールで、0-1で敗れた。

 注目が集まっているのは、後半アディショナルタイムのプレーだ。クロスを弾き出そうと少し遅れて飛び出した相手GKアンドレ・オナナが、ヘディングシュートを試みたサーシャ・カライジッチと激しく衝突。押し倒す形になり、VARでファウルの可能性が検証されたが、ウルブスにPKは与えられなかった。

 ただ、この判定には誤りがあったようだ。オニール監督は試合後、「(プレミアリーグの審判を管理する)ジョン・モスと話をした。彼は謝ってくれたし、『明らかにペナルティだったし、与えるべきだった』と言ったよ。そのせいで僕の気分は悪くなっただろうね。自分が正しかったと分かれば、何も得られないまま試合を終えるなんて嫌な気分になる」と語った。
【動画】ウルブス指揮官激昂!PKは認められるべきだった問題のシーン
 また、リバプールやトッテナムでプレーした元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏も憤慨。解説を務める『talkSPORT』で「オナナは飛び出し、空中でジャンプし、ボールを外して相手を倒したんだ。どうしてペナルティにならないのか理解できない。無能としか言いようがない」と言い放った。

「私はポジティブでオープンマインドであろうとするし、審判にもそうしているつもりだが、あれを見れば、あれほど明白なペナルティはない。VARボックスの中にいるチームを疑わなければならない。最高レベルの無能だからね」

 大事な開幕戦の結果を左右する判定だけに、しばらく紛糾は続きそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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