格下相手の練習試合とはいえ、早々に初ゴールを挙げたのは上々の滑り出しだ。

　ラツィオの鎌田大地は８月13日、３部のラティーナとの親善試合で先発出場し、後半に新天地で初となるゴールを決めた。専門サイトは日本代表MFに好印象を抱いたようだ。

　加入から間もないこともあり、当初は後半に途中出場すると見られていた鎌田だが、マウリツィオ・サッリ監督はすぐにスタメンに抜擢。その期待に応えるように、鎌田は相手ボックス内に飛び込んで左足でボレーシュートを決め、９－０の大勝に華を添えた。

【動画】圧巻の左足ボレー！鎌田がデビュー戦で決めた移籍後初ゴール

　ラツィオ専門サイト『La Lazio siamo noi』は、採点記事で鎌田に７点をつけて高評価。「ダイチはいる。それは見てのとおりだ」と報じている。

「初スタメンでポジティブなところがたくさんあった。本質的で、だがだからといって月並みではないプレー。目を見張るような飛び出しの能力。カマダはサッリにとって、ピッチのどこにでもいる選手となれるかもしれない」

　セリエAは今週末に開幕し、ラツィオは20日にレッチェと敵地で対戦する。鎌田は初の公式戦でもデビューを飾り、インパクトを残せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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