「黙って座れ」「より優れた選手の交代をたくさん見てきた」キーンが不満露わのサラー一喝!クロップ監督は「全く問題ない」

2023年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

7シーズン連続開幕ゴールならず

ノーゴールで途中交代となったサラー。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドOBロイ・キーン氏が、オラつく絶対エースに苦言を呈した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 現地時間8月13日に開催されたプレミアリーグ第1節で、リバプールはチェルシーと敵地で対戦。1-1のドローに終わった。

 この一戦でモハメド・サラーは、中央へ絶妙なラストパスを送り込み、ルイス・ディアスの先制点をアシスト。さらに裏に抜け出し、自らもネットを揺らしたが、VARチェックの末にオフサイドを取られ、得点は取り消しとなった。

 結局、自身はノーゴールのまま77分にお役御免に。7シーズン連続開幕弾とはならず、31歳のエジプト代表FWは、不満を露わにしながらピッチを後にした。

 キーン氏は交代時の振る舞いを否定的に捉えているようで、こう語った。
【動画】7年連続開幕弾!と思われたが…めちゃくちゃ惜しいサラーの幻ゴール
「怒るのは構わないが、あまり長くは続けない方がいい。彼は頭を振り、両手を上げてベンチに座った。黙って座れよ!受け止めないと。動揺はしても引きずるな。サラーより優れた選手が交代させられるのをたくさん見てきた。それもゲームの一部だ」

 ただ、ユルゲン・クロップ監督は気に留めず。「彼の反応は全く問題ない」と言い切った。

「モウがゴールを決めれば、開幕戦のゴール数新記録になっただろうから理解できる。だけどそんなことは二の次だった。安定が必要だったし、フレッシュな選手が必要だった。みんなにとってかなりの激しさだった」

 サラーは怒りをエネルギーに変え、19日に行なわれるボーンマスとのホーム開幕戦では、きっちりと初ゴールを奪えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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