「日本から学ぶべき」「アジアの光だ」 “世界を驚かせた”なでしこジャパンに中国メディアが感服!一方で自国代表には悲嘆「惨めな敗退。限界は明らか」

2023年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スウェーデンには日本も及ばなかった」

ベスト8止まりだったか、なでしこジャパンの戦いぶりは世界に驚きを与えた。(C)Getty Images

 ベスト4が出揃った今回の女子ワールドカップで、中国代表は初めてグループステージ敗退の憂き目にあった。とくに最終戦でイングランドに1-6の惨敗を喫したため、中国国内には危機感が漂っているようだ。

 かたや、同じ東アジアの日本は、4強に入ったスペインを4―0で粉砕するなど3連勝でグループステージを首位通過。ラウンド16でも難敵ノルウェーを3-1で下したが、準々決勝で強豪スウェーデンの前に1-2で涙をのんだ。

 この結果を受けて、中国のポータルサイト『捜狐』は8月13日、「中国の限界は明らかだ」と見出しを打った記事を掲載。「女子ワールドカップの進化が続いていることから、ファンは『中国の限界はどこになのか?』と深く考えさせられている」と綴った。

 記事は「中国はまた惨めな失敗をし、残念ながら中国と西洋のプレーヤーの間にはフィジカルに大きな差がある」と指摘。日本の敗戦にもショックを受けているようだ。

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「アジアの光と呼ばれる日本は、今大会まだ一度も負けたことがなく、人々は彼らの活躍を期待していたが、思い通りにならなかったのは残念だ。FIFAランキング3位のスウェーデンはまさに優勝候補にふさわしいチームだ。彼らの戦術とフィジカル勝負は、日本も及ばなかった」

 それでも、「フィジカル面をはじめ、日本は間違いなく中国と最も多くの共通点を持っている。日本は中国女子の上限のテンプレートでもあるようだが、中国は日本から学ぶべきだ」と主張している。

 日本の8強敗退で世界との差を感じながらも、やはり手本にするならなでしこジャパンとの見解を示している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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