第102回高校サッカー選手権の“応援リーダー”は浅野拓磨! 第90回大会の得点王が高校生にエール「今を全力で取り組んでほしい」

2023年08月14日 高校サッカーダイジェスト編集部

「応援リーダーになることも一つの目標にしてきた」

第102回選手権の応援リーダーは浅野に決定した。(C)NTV

 第102回全国高校サッカー選手権の"応援リーダー"が、日本代表FW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)に決定した。

 浅野は四日市中央工高(三重)で、3大会連続で全国大会に出場。2年生で出場した第90回大会では、初戦から決勝まで全試合で得点を挙げて大会得点王に輝き、チームを準優勝に導いた。

 高校卒業後はサンフレッチェ広島に加入。3年目の2015年には、リーグ戦8得点の活躍で年間王者に貢献すると、翌2016年に活躍の舞台をヨーロッパへと移し、ドイツやセルビアでプレー。現在は、ブンデスリーガのボーフムで主力として活躍している。

 また日本代表としても、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選、オーストラリア戦で決勝ゴールを挙げて日本をW杯出場に導くと、去年のカタールW杯では、グループリーグ初戦、格上のドイツから決勝ゴール。人々の記憶に残る鮮烈弾で、大舞台で数々の結果を残してきたストライカーが選手権の"顔"となる。
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 応援リーダー就任にあたり浅野は、次のようにコメントした。

「高校サッカーの卒業生として応援リーダーになることも一つの目標にしてきたので、日本代表でもっと頑張らないといけないと常に思ってきました。応援リーダーのお話をいただけたことはすごく光栄に感じています。高校サッカー選手権を目標にして戦う高校生の皆さんに少しでもいい目標になれたらなとは思うので、僕自身もここからまだまだ頑張っていかないといけないなと改めて気が引き締まります」

 自身の高校時代を振り返れば、「間違いなく今の自分の原点にあるのが高校サッカーだと思っていて、高校3年間で学べること、成長できることが無限にあったと思っています。この3年間全力でやるかやらないかで、今後の人生がどうなるか間違いなく大きく左右されると思います」と語る。

 続けて、大舞台へ挑む無限の可能性を持つ高校生に、「ただただその夢や目標を持つだけではなくて、その夢や目標を叶えるために何が必要なのかを逆算して、未来の自分のために『今を全力で』100%で取り組んで生きていってほしいなと思います」とエールを送った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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