いきなり特大のインパクトを残した。

　８月12日に開催されたラ・リーガ第１節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダはジローナと対戦。ホームで１－１のドローに終わった。

　４－３－３の右ウイングで先発した久保は開始早々、左SBのアイヘンが送り込んだグラウンダーのクロスをボックス内で待ち受け、左足でダイレクトシュート。GKが動けない一撃で先制点を叩き出した。

　２シーズン連続の開幕戦ゴールを決めた22歳は、その後も躍動。攻撃を牽引した。

「クボがさらに優れた選手になるために何が必要か？」チーム初得点の久保を失点直後に下げたソシエダ指揮官、この質問に何と答えた？「もっと...」

　スペインの大手紙『Mundo Deportivo』のJ・L・ロレンソ記者は、執筆したコラムの中で日本代表MFを次のように絶賛している。

「タケ・クボはリーガで最高の選手の一人だということが再び明らかになった。彼が今シーズンの得点記録を開始し、彼を崇拝するファンに今季初の喜びを与えるには、わずか４分で十分だった」

　同記者は「これまで見てきたことからすると、彼が自分の居場所がドノスティアにあると受け入れるのに必要以上に時間がかかったのは明らかだ。日本人は他の選手たちより二段上で、シーズンはまだ始まったばかりだ。この道を歩めば、遅かれ早かれ勝利が再び訪れるでしょう」と賛辞を続けている。

　好スタートを切った久保は、昨シーズンはあと１点足りなかった二桁得点達成に期待が懸かる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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