現地８月12日に開催されたラ・リーガの第１節で、久保建英がプレーするレアル・ソシエダはホームでジローナと対戦。１－１で引き分けた。

　４－３－３の右ウイングに入った久保は開始５分、左サイドからアイエン・ムニョスが送り込んだグラウンダーのクロスを左足で見事に捉え、先制ゴールを奪う活躍を見せた。

　その久保の行動に注目したのが、スペインメディア『El Desmarqu』のギプスコア版だ。

　前半アディショナルタイム、ソシエダのDFロビン・ル・ノルマンとジローナのFWクリスティアン・ストゥアニがにセットプレーの際に激しくやり合い、両者にイエローカードが出された際、久保が敵将のミチェルと何事かを言い合っていたのだ。

「言っていいか分からないですけど...」久保建英が森保ジャパンのコーチになって欲しかった元代表戦士は？ 本人は「危ない、危ない。書かれるやつだ」

　同メディアは「クボは主役になるのを待っていない、ゴールと敵将への説明の"伝達者"と題した記事を掲載。次のように綴った。

「イマノル・アルグアシルのチームはピッチ上で非常に良いパフォーマンスをしており、缶を開けるのを待っていなかった。昨シーズンに最も重要な選手だった一人、タケ・クボを通じてそれを成し遂げた」

　記事は「さらに、クボは他の攻撃的なプレーでも主役であり、物議を醸したル・ノルマン対ストゥアニのシーンでも、ミチェル監督と会話し、不満を持つ敵将に説明をしていた。サムライが欲望を抱いて帰ってきた」と続けている。

　22歳がプレー以外でも存在感を発揮した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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