現在はスペインで休暇中
6月までFC東京を指揮していたアルベル氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
6月にFC東京の監督を退任したアルベル・プッチ・オルトネダ氏が、スペイン紙『SPORT』のインタビューに応じた。
現在は東京を離れてスペインへ帰国している同氏は、「数カ月は休むが、きっとまた海外で働くだろう」とスペイン国外で働く意思を示している。
また財政難によって下部組織の人員を削減している古巣のバルセロナに警鐘を鳴らした。
「企業にとっての研究開発と同様に、ラ・マシア(下部組織)はバルサにとって重要だ。削減する必要はなく、むしろ投資する必要がある。中期的に利益をもたらすからだ」
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現在は東京を離れてスペインへ帰国している同氏は、「数カ月は休むが、きっとまた海外で働くだろう」とスペイン国外で働く意思を示している。
また財政難によって下部組織の人員を削減している古巣のバルセロナに警鐘を鳴らした。
「企業にとっての研究開発と同様に、ラ・マシア(下部組織)はバルサにとって重要だ。削減する必要はなく、むしろ投資する必要がある。中期的に利益をもたらすからだ」
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そして、若手への出場機会の提供には「才能のある選手にはチャンスを与えるべき」と持論を述べている。
「メッシの存在は、私たちに誤った現実を見せた。バルサのトップで試合に絡める17歳は例外だ。まだ成熟していないが、才能のある選手は23、24歳でクラブに復帰できるように(他クラブにレンタルさせるなど)コントロールするべきだろう。
ただ、それぞれのケースによって異なる。日本で私は18歳の松木玖生を起用した。彼は準備ができていて、成長が目覚ましかったからだ。久保建英(レアル・マドリーからレンタル移籍)の例は、私にとって重要に思える。彼はマジョルカでいい活躍をしていた」
アルベル氏はFC東京の監督時、松木の才能をいち早く見出しただけでなく、バングーナガンデ佳史扶や俵積田晃太など、若いプレーヤーを積極的に起用。どちらも著しい成長を見せている。レンタル移籍を含め、クラブがもっと若い選手にチャンスを与える重要性を説いた。
今夏のバルセロナは、イルカイ・ギュンドアンやオリエル・ロメウ、イニゴ・マルティネスなど30代の即戦力を補強したが、今後はどのように若手育成に着手するのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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ただ、それぞれのケースによって異なる。日本で私は18歳の松木玖生を起用した。彼は準備ができていて、成長が目覚ましかったからだ。久保建英(レアル・マドリーからレンタル移籍)の例は、私にとって重要に思える。彼はマジョルカでいい活躍をしていた」
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