現地時間８月７日、この夏にベルギー１部のサークル・ブルージュからオランダ王者のフェイエノールトに移籍した上田綺世が記者会見に臨んだ。

　５年契約で加入した上田の移籍金は、クラブ史上最高となる1000万ユーロ（約15億円）＋出来高と現地で報道されているが、本人は「それをプレッシャーには感じていない」と力強く語る。

「そこは自分を評価してくれた一つの基準として考えていますし、自分がフェイエノールトという伝統あるクラブに所属する以上は、良い結果をもたらせるように日々精進したいです。期待されているなというのは感じているので、それに応えたいです」
 

　また、フェイエノールトで上田とのポジション争いが予想されるのが、メキシコ代表のFWサンティアゴ・ヒメネスだ。この22歳は昨季の公式戦45試合で23ゴールを挙げている。

　上田は、そのメキシコ人ストライカーの印象を訊かれると、こう答えている。

「彼のプレーをまだ多く見ていないので、どういう選手なのかというのは完全に理解できていないですけど、結果から見ても素晴らしい選手ですし、良いチームメイトだと思います」

　昨季はベルギーで、公式戦42試合で23ゴールと結果を残した上田。新天地でも自分の存在価値を示せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「記者のポリシーがありますよね？」上田綺世がフェイエノールト入団会見でまさかの逆質問！ 滲み出た"動き出しの極意"への矜持【現地発】

上田綺世の獲得にフェイエノールト指揮官が言及！起用法は控えとして検討か「オプションとして連れてきた」

フェイエノールト移籍の上田綺世、新天地にオランダ王者を選んだ理由を明かす！「CLでプレーしたいっていうのと…」