上田綺世の獲得にフェイエノールト指揮官が言及!起用法は控えとして検討か「オプションとして連れてきた」

2023年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポジションを争うヒメネスが残留

新天地で定位置確保を狙う上田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 オランダ王者のフェイエノールトは現地時間8月3日、ベルギー1部のサークル・ブルージュから日本代表FW上田綺世の獲得を発表した。契約期間は2028年までの5年となっている。
【動画】フェイエノールトの先輩・小野伸二が上田綺世に送ったメッセージ
 上田は昨シーズン、リーグ戦で40試合に出場して22ゴールをマーク。欧州挑戦1年目ながら得点を量産し、この夏にステップアップを果たした。

 そんな上田とフェイエノールトでポジションを争うのが、メキシコ代表のFWサンティアゴ・ヒメネスだ。この22歳は今夏の移籍も囁かれていたなか、2027年まで契約を延長している。
 
 オランダメディア『Voetbal International』によると、クラブはヒメネスに破格のオファーがあった場合には、売却も検討するようだが、アルネ・スロット監督はメキシコ人ストライカーを重要な戦力と考えており、高く評価しているという。

 そのうえで指揮官は新戦力の上田に言及。起用法については、現時点でヒメネスの控えとして考えているようだ。

「彼はストライカーとして、サンティアゴがプレーできなくなったり、調子を落とした場合のオプションとして連れてきた。サンティがこのままでは、いつかは売却されてしまうだろうからね。今、フェイエノールトは、将来を見据えて、前もって選手を引き込むという贅沢ができているんだ」

 エールディビジは11日に開幕。上田はポジション争いに打ち勝って、定位置を掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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