なでしこジャパンは女子ワールドカップのラウンド16で、ノルウェーと対戦。前半は１－１で終える。

　日本のスタメンは以下のとおり。システムは３－４－２－１で、GKは山下杏也加、３バックは右から高橋はな、熊谷紗希、南萌華、ダブルボランチは長谷川唯と長野風花、ウイングバックは右に清水梨紗、左に遠藤純、２シャドーは宮澤ひなたと藤野あおば、１トップは田中美南という顔ぶれだ。

　開始１分に藤野がチャンスメイク。ニアゾーンに侵入し、シュートにはつながらなかったが、際どいクロスを入れる。

　良い入りができた日本は、ボールを保持しながら攻め立てていく。６分には左サイドの遠藤のクロスを起点に、ファーで清水が思い切りの良いシュートを放つ。２分後には、今大会４ゴールの宮澤が果敢にミドルを狙う。

　引き気味に構えるノルウェーに対し、日本は両サイドを効果的に使いつつ、シンプルにロングボールを使うなど、多彩なアタックでゴールを目ざす。
【PHOTO】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー

　そして15分、均衡を破る。左サイドから宮澤が低めのクロスを入れると、イングリット・シルスタッド・エンゲンがブロックを試みるが、クリアしきれずにボールはノルウェーゴールに。相手のオウンゴールで日本が先制に成功する。
【動画】相手のOGで先制も、今大会初失点
　しかし、20分、同点に追いつかれる。左サイドを崩され、ヴィルデ・ボー・リサのクロスからグーロ・レイテンに打点の高いヘディングシュートを決められる。日本は今大会初失点に。

　ポゼッションで上回る日本は、慌てることなく攻撃を繰り出していくが、相手の人数をかけた守備網にやや攻めあぐね、前半は１点止まり。１－１で試合を折り返した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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