【リオ五輪予選】先制点で勝利に貢献した鈴木。連勝に満足せず、「アジアの頂点に立って、この大会を終えたい」

2016年01月17日 サッカーダイジェスト編集部

「自分を使ってくれるのは、チームの勝利のために働いてくれということ」(鈴木)

2試合連続で先発した鈴木(9番)は27分に先制ゴール。45分だけの出場ながら、攻守両面で勝利に貢献した。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 
 初戦の北朝鮮に続き、第2戦のタイ戦でも先発に名を連ねた鈴木武蔵。前線で身体を張って攻撃の起点になると、守備でも献身的なチェイシングで貢献。27分には遠藤のパスに反応し、流れを呼び込む先制点を決めた。45分の出場ながら、勝利に貢献したストライカーのコメントをお届けする。

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鈴木武蔵(新潟/FW
 
 今まで自分たちがやっているサッカーをやったと言う感じ。単純にリラックスできたというか、緊張がほぐれたという感じですね。
 
――すごいトラップからのシュートでした。
 
 (遠藤)航くんとアイコンタクトが取れて、自分も声で裏と要求していたし、そこの関係性が良かったので、思い切って振り抜けました。ただ、まだ終わったわけではないので、アジアの頂点に立って、この大会を終えたいです。
 
――FWがゴールを取るとチームに勢いが出ますね。
 
 先制点を取れたのはすごく大きかったです。それまでもチャンスがあったけど、ポストやバーに弾かれていたので、決めたいという想いがすごくありました。
 
――前線の選手がゴールを取ったのも大きかったですね。
 
 北朝鮮戦では(CBの)植田が点を取ってくれて、FW陣も頑張らないと、と個々が思っていたはずなので、そこで点を取れたというのは良かったと思います。
 
――遠藤くんとの呼吸も良かったですね。
 
 俺も要求していたし、目も合った。裏に出してと言っていたので、そこは良いタイミングで、良い呼吸だったと思います。
 
――感触は完璧でしたか?
 
 感触はすごい良かったです。
 
――初戦より硬さがほぐれてきましたか?
 
 自分以外のみんなも、そんな感じかなと思います。
 
――チームの状態が落ち着かない時には、前線から戻って守備をしていましたね。
 
 結構、タイの攻撃は距離感が良くて、細かくつないでという感じでした。アンカーのところに、もう少し守備で下がったほうがいいかなと思っていました。
 
――攻撃陣で2試合連続の先発は鈴木選手だけでした。
 
 出させてくれるというのは非常にありがたいですし、出してもらっている以上は、やっぱり結果を求めたい。自分を使ってくれるのは、チームの勝利のために働いてくれということ。そのために全力でやります。
 
――久保選手は2ゴールと活躍しましたが、前線で今後も点を取っていきたいですね。
 
 もちろんそれはありますし、FWが点を取ったらチームも流れに乗りますからね。ディフェンスも無失点できているし、このままの勢いで行けたらと思っています。
 
 
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