冨安健洋の獲得にCL準優勝インテルが関心と伊紙報道!アーセナルは完全移籍なら放出も?

2023年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

インテルはレンタルでの獲得を望んでいる

昨シーズンは故障もあって定位置を失った冨安。(C)Getty Images

 実績があるだけに、関心があっても不思議ではない。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は8月2日、インテルの右CB候補にアーセナルの冨安健洋も挙がっていると報じた。

 シモーネ・インザーギ監督による3-5-2を基本布陣とするインテルはこの夏、長年3バックの一角として不動の地位にあったミラン・シュクリニアルが契約満了をもって退団した。

 シーズン途中からシュクリニアルとの関係に亀裂が生じ、インザーギ監督はマッテオ・ダルミアンを起用。イタリア代表DFは期待に応え、WBと右CBのどちらもこなす奮闘ぶりを見せた。だが、いずれにしても右CBの補強が必要と言われてきたところだ。

 周知のとおり、冨安はアーセナルに移籍する前、ボローニャで4バックの最終ラインの全ポジションをこなすなど、高い万能性を見せていた。守備の国イタリアにおける評価は確かだろう。

【PHOTO】2023年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
 だがもちろん、関心=移籍というわけではない。Gazzetta dello Sport紙によると、インテルはレンタルでの獲得を望んでいるものの、アーセナルは完全移籍しか認めない姿勢という。

 そもそも、冨安自身に移籍の考えがあるかも分からない。この1シーズン半、度重なるフィジカルの問題で不本意な日々を過ごしてきた日本代表DFは、昨季プレミアリーグ優勝を争ったアーセナルで新シーズンに復活を遂げたいと意気込んでいるはずだ。

 今季のセリエAで王者ナポリとタイトルを競うと見られ、2つ目の星(通算20回目の優勝)を最重要目標としつつ、昨シーズンに準優勝したチャンピオンズリーグでも再び躍進を目指したいインテル。そこに冨安が加わる可能性はあるのか。今後の進展に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「年下の日本人で初めて、コイツは凄いと思った」鎌田大地、"自分が監督なら絶対に欲しい" 2選手とは?「足が速いし、上手いし、頭もいい」

「特に印象に残っている日本人は?」インテル指揮官インザーギの回答は?「素晴らしい選手が大勢いるが、名前を挙げるなら...」

「あいつ、すぐ倒れる」伊東純也がネイマールとの"口論"を明かす!「めっちゃ痛がってたから『当たってねぇよ』っ言ったら...」
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事