鎌田大地、ラツィオ加入に前進か。交渉再開と伊記者が報道!「選手の返答待ち」

2023年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミリンコビッチ=サビッチを売却

8月に入っても、まだ移籍先が決定していない鎌田。(C)Getty Images

 新天地に近づく一歩となるのだろうか。

 イタリアのアルフレド・ペドゥッラー記者が8月1日、ラツィオと鎌田大地が交渉を再開したと報道。選手サイドの希望条件をラツィオが受け入れたと伝えている。

 ミラン加入に迫りながら正式決定に至らず、以降は様々なクラブの関心が騒がれながら、移籍が決まっていない鎌田。ラツィオも先日、条件が合わずに、手を引いたと報じられていた。

 しかし、ペドゥッラー記者は1日、再びラツィオが鎌田の代理人とコンタクトを取ったと報道。さらに同日、ラツィオが条件を受け入れ、選手からの返答待ちの状況だと伝えている。年俸はボーナス別で400万ユーロ(約6億2000万円)近く。代理人の手数料に関しても問題ないという。

 なお、『Gazzetta dello Sport』紙は1日付の紙面で、マーケットを巡るラツィオのクラウディオ・ロティート会長とマウリツィオ・サッリ監督の溝を報じた。

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 サッリ監督はサッスオーロのドメニコ・ベラルディやナポリのピオトル・ジエリンスキを望んだものの、移籍金の高さからロティート会長が断念。鎌田も「年俸500万ユーロ(約7億8000万円)の要求はクラブに出せない」と、会長がノーを突きつけたという。一方で指揮官は、クラブが獲得に迫ったアルセン・ザハリャンに経験値が足りないと難色を示したようだ。

 セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチという主軸をサウジアラビアに売却した一方で、補強が思うように進まない状況を受け、ロティート会長とサッリ監督は先日、会議で話し合ったとのこと。ペドゥッラー記者の報道が正しければ、この話し合いで動きがあったのかもしれない。

 昨季のセリエAを2位で終え、チャンピオンズリーグにも出場するラツィオが、鎌田の新たな挑戦の場となるのか。進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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