広島と長崎のU-15県代表によるピースマッチが8/7に開催! 平和祈念の想いが込められたユニホーム

2023年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「世界平和の想いを発信していきたい」

ピースマッチが今年も開催。古田会長(前列左)は「平和を学び、発信する大会になる」と語る。

 広島県サッカー協会は、8月7日に広島市で開催する「HiFA 平和祈念 2023 Balcom BMW PEACE MATCH」で、サッカー広島県選抜と長崎県選抜のU-15チームが着用するユニホームを発表した。

 広島と長崎で平和を発信するピースマッチは、2018年のJ1でサンフレッチェ広島とV・ファーレン長崎が、広島でのリーグ戦をピースマッチと冠して行ない、サッカーを通して平和を訴えたことが始まり。翌年から長崎がJ2に降格したため、Jリーグで広島と長崎によるピースマッチは行なわれていないが、松井一實広島市長が発起人となり、両県の選抜チームによるピースマッチが2019年より行なわれている。

 今年のピースマッチのユニホームは、エキップメントパートナーを務めるデンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)が担当する。

 広島の原爆ドーム、長崎の平和祈念像を両チームのシャツにデザイン。また、爆心地の地図と多くの人の命を奪った原子爆弾の閃光がデザインされ、平和を祈念する想いが込められたものになっている。

 会見で、広島県サッカー協会の古田篤良会長は、「サッカーを愛する者が、サッカーを通じて世界平和の想いを発信していきたい」とし、平和学習も合わせて行なうなど、「選手たちが平和を学び、発信する大会になる」と語った。
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■試合情報
HiFA 平和祈念 2023 Balcom BMW PEACE MATCH
2023年8月7日(月)
15:15 PEACEセレモニー
16:00 PEACE MATCH 広島県選抜U-15 vs 長崎県選抜U-15
広島広域公園第一球技場・補助競技場

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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