元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホール氏が、マンチェスター・ユナイテッドに新加入したアンドレ・オナナの行動に苦言を呈した。

　27歳の元カメルーン代表GKは今夏にインテルから、アヤックス時代に師事したエリク・テン・ハーフ監督が率いるユナイテッドに加入。ダビド・デ・ヘアの後釜として、プレシーズンマッチからゴールを守っている。

　そのなかで、７月30日のドルトムント戦（２－３）では、ピンチを招く原因を作ったハリー・マグワイアを叱咤する様子が、大きな注目を集めた。

「存在感抜群」などと好意的に捉える声が少なくないが、アグボンラホール氏は不満を露わに。英メディア『talkSPORT』で「まず、ハリー・マグワイアは何も間違っていない」と、声を大にして訴えた。

「彼はミッドフィルダーにボールを渡した。受けたそいつがボールを失ったんだ。マグワイアは格好の標的のような気がする。オナナのそういうところは好きじゃない。（リサンドロ・）マルティネスにそんな真似をするのか？ そうは思わない。（マーカス・）ラッシュフォードにもするか？ あれが大きなミスや失点、ハリー・マグワイアの失態なら十分に理解できる」
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　アストン・ビラで長年活躍した36歳はまた、オナナにもいただけないプレーがあると指摘した。

「高い基準を作ろうとしているのは理解できるが、試合を見ていると、彼は何度もボールを失い、ミスをしている。マグワイアが彼にあんなことをする姿を想像してみてほしい。チームメイトをリスペクトしなければならない」

　考えをはっきりと言える環境は必要だが、限られた対象者への過度な物言いは禁物だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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