【J1・J2移籍動向】柏が連日のDF放出。SB藤田優人が鳥栖へ完全移籍

2016年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

レギュラーと2番手を放出し、右SBが手薄に。

昨季はリーグ戦10試合に出場。本職の右SBだけでなく、左SBでもソツのないプレーを見せた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の鳥栖が16日、柏のDF藤田優人(29歳)の獲得を発表した。
 
 藤田は2009年に東京Vでキャリアをスタートし、翌2010年に横浜に移籍。さらに2011年に横浜FCへと活躍の場を移し、2012年に柏に加入した。右SBを主戦場に、J1では57試合・1得点。J2では80試合・2得点を記録している。
 
「サガン鳥栖がタイトル取るために全身全霊、魂込めてプレーします。共に闘いましょう」と鳥栖の広報を通してコメントした藤田は豊富な運動量が武器。マッシモ・フィッカデンティ新監督がどんな戦術を採用するかは未知数だが、ハードワークをモットーとする鳥栖のクラブカラーにはマッチした人材だと言えるだろう。
 
 一方、柏は前日の鈴木大輔(25歳)に続くDFの退団だ。すでに近藤直也(32歳)、キム・チャンス(29歳)も放出しており、最終ラインの選手層が薄くなった。とりわけ、レギュラーのキム・チャンスと2番手の藤田が抜けた右SBは不安が大きく、昨季加入した今井智基(25歳)、新卒の湯澤聖人(22歳)らの奮起が望まれている。
 
 1月16日時点での各クラブの移籍動向はこちら→【J1・J2移籍動向】最新移籍リスト
 
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