RCランスでキャプテンを務め、今夏にクリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルに電撃加入したセコ・フォファナが、話題沸騰のサウジリーグについて語った。

　アル・ナスルは７月27日、インテルとヤンマースタジアム長居で対戦。23分にアブドゥルラーマン・ガリーブが先制点を奪うも、44分に同点に追いつかれて以降は、押し込まれる時間が多くなるが、勝ち越し点を許さず。昨季のチャンピオンズリーグで準優勝した強豪相手に１－１のドローで終えた。

　試合後、C・ロナウドと共に先発したフォファナを直撃。「現在、続々とサウジアラビアに有名選手が訪れていることをどう思うか」と尋ねると、こう考えを明かしてくれた。

「確かにたくさんの選手が来ているので、サウジのサッカー業界が成長していける。今後サウジのサッカーのレベルが上がっていくだろう。ただ、自分たちのチームに集中している。これからも変わらずにプレーしていくよ」
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　アジア・チャンピオンズリーグでは日本がライバルとなる。「日本人選手で注目している選手はいるか」の問いに対し、28歳のコートジボワール代表MFは、個人名は挙げなかったものの、日本サッカーを非常にリスペクトしていることが分かった。

「僕はあまり、日本のリーグや選手に詳しくないけど…たくさんの良い選手が出てきて、サウジアラビアと同じく強くなり、対戦できるよう期待している。もちろん、日本人の選手は真面目で、とてもハングリー精神があるので、強くなれると思う。 

　他の面では、日本はテクノロジーなどで非常に上達している。初めて来たけど、とても驚いているよ。日本人は温かい人達だし、リスペクトをすごく大事にしているので、是非もう１回、バカンスとして来たいね」

　名手をかき集め、サウジリーグが地殻変動を起こす一方で、30周年を迎えたJリーグにはJリーグの良さがある。世界で通用する選手を輩出しつつ、リーグのレベルをいかに維持・向上できるかがカギとなる。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）　

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