「悲しい日になった」元スペイン代表MFシルバが37歳で現役引退を発表!前十字靱帯損傷で決断、SNSに思いを綴る

2023年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブと代表で多くのタイトルを獲得

輝かしいキャリアに終止符を打ったシルバ。(C)Getty Images

 現地時間7月27日、レアル・ソシエダの元スペイン代表MFダビド・シルバが37歳で現役引退を表明した。

 バレンシアの下部組織で育ったシルバは、2004年にレンタル移籍したエイバルでプロデビュー。その後バレンシアに復帰して頭角を現すと、2010年の夏にマンチェスター・シティに移籍。4度のプレミア優勝など計14個ものタイトルを獲得した。その後、2020年の夏にソシエダに加入し、2022-23シーズンにはクラブの10年ぶりとなるチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。

 スペイン代表としては、2008年と2012年のEURO、2010年の南アフリカ・ワールドカップとメジャー大会3連覇に寄与している。
 
 そんなシルバは、新シーズンに向けて準備を進めるなか、今月19日のトレーニング中に負傷。クラブの公式サイトで、前十字靱帯の損傷と発表されていた。

 そして27日に自身のSNSを更新。「本当にありがとう…フットボール」と綴り、これまでのプレーをまとめた動画とともに、ファンに現役引退を伝えた。

「今日は僕にとって悲しい日になった。今日、僕の人生の全てを捧げてきたものに、別れを告げる日が来た。僕にとって家族のような同僚たちとも、今日でお別れだ。とても寂しい。

 チェス(バレンシアサポーター)、アルメロス(エイバルサポーター)、セルティニャス(セルタサポーター)、シチズンズ(マンチェスター・シティサポーター)、そしてチュリ・ウルディネス(ソシエダサポーター)。ありがとう。君たちのおかげで、いつも家にいるような気分だった」

 好連係を見せていた久保建英にとっても、小さくない影響を与えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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