７月25日、パリ・サンジェルマン（フランス）は、クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスル（サウジアラビア）とヤンマースタジアム長居で対戦。チャンスを作るも、最後までゴールを奪えず、０－０で終わった。

　去就に揺れるキリアン・エムバペは来日メンバーから外され、怪我から復帰明けのネイマールに出場機会は最後まで訪れなかった。主軸不在の状況で攻撃に課題を残したなか、キャプテンマークを巻いて先発したダニーロ・ペレイラは試合後、こう振り返った。

「まだプレシーズンということで、（新たに就任したルイス・エンリケ）監督のコンセプトのもとで良いプレーをしたけど、結果的に得点は決められなかった」
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　ダニーロにとって、C・ロナウドはポルトガル代表のチームメイトだ。31歳のMFは、この日も打点の高いヘッドやオーバーヘッドで大いに沸かせた７つ年上の先輩を「常に危険な選手」と称した。

「彼自身のコンディションがまだ100％じゃないのも分かっている。だけどやはり、絶対に試合中は彼に注意していなければ、一瞬でやられてしまう。現に２回ほど非常に危険なゴールチャンスを作り出したと思う。そして同じ代表チームのパートナーとして、メンバーとしては非常に尊敬する選手だ」

　次は28日にセレッソ大阪と対戦する。L・エンリケ新監督が率いるフランス王者は、今度こそゴールを奪い、大阪のファンを沸かせられるか。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）　

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