「究極の瞬間だった」来日中のマンCロドリがCL決勝でのゴールを回顧「アイコニックになる」

2023年07月26日 尾池史也(ワールドサッカーダイジェスト)

スペイン代表でのタイトルは「少しホッとした」

都内で取材に応じるマンCのMFロドリ。(C)SOCCER DIGEST

 日本ツアーで来日中のマンチェスター・シティは7月23日、横浜F・マリノスと対戦し、5-3で勝利した。その試合で随所に能力の高さを見せ、4点目のゴールも記録したMFロドリが25日、都内で取材に応じた。

 来日は2回目だというロドリは「いつもにこやかな日本の皆さんが大好き。湿度が高くて蒸し暑いけど、街はつねに清潔だ。日本に来るのはいつも楽しいよ」と、日本についての印象を語った。
 

 昨シーズンのシティでの3冠と、スペイン代表としてUEFAネーションズリーグを制覇したことについては「(マンCでの)3冠は圧倒的な達成感があった。チームとして最高の場所に辿り着いたんだからね。でも代表でのタイトルはまた違った気持ちだったかな。スペインはここ何年もタイトルから遠ざかっていたから、やっと取れたという、少しホッとしたような気分だったよ」と語った。

【動画】マリノス戦でのロドリの鮮やかミドル!

 ロドリは昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でMVPに選ばれるなど、シティの悲願の初優勝に大きく貢献。とくにCL初得点となったバイエルン戦(準々決勝・第1レグ)での鮮やかな先制ミドルや、インテルとのファイナルでの決勝ゴールなど、重要な局面での働きぶりが光った。

 その決勝でのゴールとバイエルン戦でのゴール、どちらが記憶に残るゴールだったか問われたロドリは「それは即答できるよ」と語り出すと、間髪入れずに続けた。

「比べるまでもなく、決勝(インテル戦)でのゴールさ。バイエルン戦のゴールももちろん印象に残っている。先制点が決まるまで相手と互角だったし、拮抗した時間帯に得点できたことが勝利に繋がったと思う。でも、決勝は重要度が桁違いだ。シティの初優勝に貢献できて、そういう意味で歴史に残ると思うし、選手として究極の瞬間だった。僕のアイコニック(象徴)になるようなゴールだったよ」

 マンチェスター・Cは7月26日、国立競技場でバイエルンと対戦する。
 

取材・文●尾池史也(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

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