プレミアリーグ記録の310試合連続出場を果たした伝説のGK、ブラッド・フリーデル氏が、ブラジル代表の両守護神、アリソン・ベッカー（リバプール）とエデルソン（マンチェスター・シティ）を比較した。

　２人は同世代で、揃ってプレミアリーグ屈指の名門のゴールを守り続けており、何かと共通点が多い。ではいったい、どちらがより優れているのか。そんな興味深い議論にフリーデル氏が真正面から切り込んだ。

　52歳となったアメリカの英雄は、英メディア『talkSPORT』のインタビューに応じた際に、自身もプレーしたリバプールの背番号１が上だと断言したのだ。

「私にとってはアリソンが今、ベストだ。エデルソンも素晴らしいし、とてもとても近い存在だけど、アリソンが好きだ。何が１番好きかと言うと、ミスを犯したとしても他のキーパーのように動じず、すぐにピッチに戻って、とても良いプレーをすることだ」
【画像】見ているこっちがひやひや！エデルソン本人が公開した決定的瞬間

　フリーデル氏は一方で、強心臓で知られるエデルソンを現代の究極のGKとして高く評価する。

「エデルソンはおそらく、プレスをかけられた時に上手くかわすプレーが最も得意だろう。それに70ヤード、80ヤードのパスを正確に出せる。アリソンも当然、それは得意だけどね」

　ちなみにセレソンでの試合出場数を見ると、エデルソンの21試合に対し、アリソンが61試合と大幅にリード。今後、キャップ数の差は埋まるのか。熾烈なライバル関係に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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