セルティックの古橋亨梧はこの夏、クラブとの契約を2027年まで延長した。

　もちろん、４年後まで古橋がグラスゴーでプレーし続けるかは、現時点では誰にも分からない。ただ確かなのは、セルティックの人々が古橋を愛し、古橋もその愛に感謝しているということだ。

　日本ツアー中のセルティックが７月22日にガンバ大阪と対戦するのを前にした会見で、古橋は契約延長について問われると喜びと意気込みを語った。

「評価してくれて、必要としてくれて、たくさんの人が僕を愛してくれているのは感じているので、オファーをいただいたときはすごくうれしかったですし、セルティックのために一分一秒でも長く、街のために結果で恩返しできたらと思っています」

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　このコメントを受け、セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、「セルティックの人々が彼を信じ、愛し、必要としているという彼は正しい。彼に関するサポーターの感情がとてもよくまとまっており、彼がそれを認識していると分かったのは素晴らしい」と報じている。

「今から市場が閉まるまでに様々な移籍がある中で、フルハシの契約を２年延長できたことは、この夏最高のビジネスとなるかもしれない。昨季は34得点を挙げ、その前のシーズンは４か月離脱したのに20得点をマークした。これだけの貢献に代われる選手を獲得するのに、どれだけのコストが必要だろうか。次の彼の大きな目標は、チャンピオンズリーグでの活躍だろう」

　周知のとおり、この夏のセルティックはアンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムへ、ジョッタがサウジアラビアへと去った。その中で前田大然や主将カラム・マグレガーとともに契約を延長した古橋のこの言葉は、セルティックサポーターの心に響いたのではないだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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