右CBには清水をコンバートか
ザンビア戦の予想スタメン。(C)SOCCER DIGEST
なでしこジャパンは7月22日、女子ワールドカップのグループC初戦でザンビア女子代表と対戦。ハミルトンのワイカトスタジアムで日本時間16時にキックオフされる。
本稿では2011年以来の優勝を目ざす日本にとって、重要なW杯初戦のスタメンを予想してみたい。
システムは、14日に仙台で行なわれたパナマ女子代表戦などでも採用していた3-4-2-1がベースと見ていいだろう。
ニュージーランド入り後は実戦形式の紅白戦などは公開していない。日々のトレーニングから推察する限り、そのパナマ戦から大きなメンバー変更はなさそうだ。
ただし、唯一不確定なのは3バックの右だ。
パナマ戦では同ポジションでA代表初先発を飾り、器の大きさを示した石川璃音が19日のトレーニングでは疲労のため、別メニュー調整に。
それに伴い、同日の練習などでは、右ウイングバックを務める清水梨紗が最終ラインに入り、守備時の確認も行なっていた。
石川は、前日練習では通常のメニューをこなしていたものの、起用を見送る可能性も捨てきれない。
清水をCBで起用した場合に、右ウイングバックに入るのは清家貴子が有力。166センチのサイズが魅力で、2022-23シーズンのWEリーグで得点ランク2位の12ゴールを挙げた実績も頼もしい。
しかし、対戦相手のザンビアはスピードを武器に決定力のある攻撃陣が揃う。より守備に比重を置く場合は、高橋はなを起用しそうだ。
昨年11月の欧州遠征時に右膝前十字靭帯損傷の大怪我を負った高橋は、今年6月10日のWEリーグ最終戦で実戦に復帰。先のパナマ戦でも83分から途中出場し、ニュージーランドに到着後は、さらにコンディションを上げてきている。
【PHOTO】華やかにピッチで躍動!豪州&NZ女子W杯、美女プレーヤーを特集!
本稿では2011年以来の優勝を目ざす日本にとって、重要なW杯初戦のスタメンを予想してみたい。
システムは、14日に仙台で行なわれたパナマ女子代表戦などでも採用していた3-4-2-1がベースと見ていいだろう。
ニュージーランド入り後は実戦形式の紅白戦などは公開していない。日々のトレーニングから推察する限り、そのパナマ戦から大きなメンバー変更はなさそうだ。
ただし、唯一不確定なのは3バックの右だ。
パナマ戦では同ポジションでA代表初先発を飾り、器の大きさを示した石川璃音が19日のトレーニングでは疲労のため、別メニュー調整に。
それに伴い、同日の練習などでは、右ウイングバックを務める清水梨紗が最終ラインに入り、守備時の確認も行なっていた。
石川は、前日練習では通常のメニューをこなしていたものの、起用を見送る可能性も捨てきれない。
清水をCBで起用した場合に、右ウイングバックに入るのは清家貴子が有力。166センチのサイズが魅力で、2022-23シーズンのWEリーグで得点ランク2位の12ゴールを挙げた実績も頼もしい。
しかし、対戦相手のザンビアはスピードを武器に決定力のある攻撃陣が揃う。より守備に比重を置く場合は、高橋はなを起用しそうだ。
昨年11月の欧州遠征時に右膝前十字靭帯損傷の大怪我を負った高橋は、今年6月10日のWEリーグ最終戦で実戦に復帰。先のパナマ戦でも83分から途中出場し、ニュージーランドに到着後は、さらにコンディションを上げてきている。
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その他は、守護神は引き続き山下杏也加。3バック中央の熊谷紗希、左の南萌華、ダブルボランチの長谷川唯と長野風花、2シャドーの一角は藤野あおばが不動だろう
左ウイングバックでは左利きで突破力のある遠藤純が杉田妃和をリードする。
2シャドーのもう1人は宮澤ひなた、1トップに田中美南を予想するが、それぞれ、猶本光、植木理子と甲乙つけがたいライバルがいる。
2シャドーは対戦相手によって使い分けそうだ。サイドのスペースが空きやすいザンビアとの対戦では、スピードと周囲とのコンビネーションで打開していく宮澤が適役か。
一方で、1トップは前線からのプレス強度を落とさないためにも、1試合のなかで2選手を交代で起用していくのではないか。
裏抜けや一瞬の駆け引きを得意とする植木を後半途中から投入するのが、より効果的かもしれない。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト特派)
【PHOTO】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー
脅威のバーバラ・バンダを抑えられるか。厄介なザンビアとのW杯初戦は猶本光のセットプレーにも期待【なでしこジャパン】
「今までにない経験をすると思います」なでしこのキーパーソン、清水梨紗がザンビアのエースを警戒!「圧倒的に裏をケアすることが多くなりそう」
左ウイングバックでは左利きで突破力のある遠藤純が杉田妃和をリードする。
2シャドーのもう1人は宮澤ひなた、1トップに田中美南を予想するが、それぞれ、猶本光、植木理子と甲乙つけがたいライバルがいる。
2シャドーは対戦相手によって使い分けそうだ。サイドのスペースが空きやすいザンビアとの対戦では、スピードと周囲とのコンビネーションで打開していく宮澤が適役か。
一方で、1トップは前線からのプレス強度を落とさないためにも、1試合のなかで2選手を交代で起用していくのではないか。
裏抜けや一瞬の駆け引きを得意とする植木を後半途中から投入するのが、より効果的かもしれない。
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