ベルギー１部シント＝トロイデン（STVV）の2023-2024シーズン始動記者会見が７月20日に行なわれ、立石敬之CEOや新戦力の小川諒也、伊藤涼太郎、山本理仁が出席した。

　STVVには今夏に加入した３人に加え、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、岡崎慎司も在籍。シュミットと橋岡に関してはステップアップ移籍が取り沙汰されている。

　立石CEOは去就が注目を集める２人の現状を問われると、「元気に、ゲームにも参加しています」と説明。そのうえで「彼らは数年に渡ってこのクラブ、ベルギーリーグでプレーしているので、メディアの皆さんからも発信がありますけども、そろそろステップアップしたいのが本音だと思います」とコメントした。
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「移籍のウィンドウがヨーロッパの場合、８月の最終、あるいは９月の最初の週まで開いていますので、色んな状況、日々変わっていますけども…まず、彼らと話しているのは、今ある自分のチームで集中して、しっかりと準備をすること。本人たちもそういう認識でやってくれています。

　もし仮に、彼らにとって良いオファーがあり、なおかつSTVVにとっても、良いオファーがあれば、次のステップに進ませてあげたい気持ちはあります。まだまだ７月の中旬ですから、１か月半以上もの長いウインドウがあるなかで、難しいのは、私たちベルギーリーグは７月中、10日後には開幕を迎える部分。ちょっと難しいリーグではありますので、まずは今、 自分のチームでしっかりプレーすることに集中してほしいなと思います」

　過去には、遠藤航や冨安健洋がSTVVから欧州５大リーグへ羽ばたいた。シュミットと橋岡は、いったいどんな決断を下すのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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